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OM-5にパナソニックLUMIX G 7-14mm/4.0をつけてわかったこと

OM-5にパナソニックのLUMIX G 7-14mm/4.0をつけて使い知ったこと

OM-5にパナソニックのLUMIX G 7-14mm/4.0をつけて使った裏話です。超広角のレンズが欲しかったので、オリンパスの「7-14mm/2.8」が高価だから、パナソニックの「7-14mm/4.0」を買ったのですが・・・。

初の撮影は夜間撮影・・・ショックここに極まる

期待に胸を膨らませ、初めてOM SYSTEM OM-5にパナソニックのLUMIX G 7-14mm/4.0を装着して夜の街へと繰り出した時のことです。超広角ならではのダイナミックな夜景が撮れるはず。そう信じてシャッターを切った私の目に飛び込んできたのは、信じられない光景でした。

画面のあちこちに、不気味に浮かび上がる「紫色の光の粒」。街灯の明かりがすべて、処理しきれないほどの強烈なゴーストとなって写真に降り注いでいたのです。

実は、この「OM SYSTEM(旧オリンパス)の本体」と「パナソニックの広角レンズ」という組み合わせには、特有の相性問題があることを当時の私は知りませんでした。センサーの特性上、特定の光が干渉し合い、夜景撮影では致命的な「紫ゴースト」が発生しやすいという、マイクロフォーサーズ界隈では有名な「罠」だったのです。

23年もカメラを握り、50万回以上のシャッターを切ってきた自負(と言っても、まだまだですが)があっただけに、この初歩的な「機材の相性確認不足」には、言葉を失うほどのショックを受けました。「このレンズは夜には使えないのか……」と、暗闇のなかで一人、機材の重みだけが肩に食い込むような、そんな苦い夜の記憶です。

OM-5にパナソニックの広角レンズをつけて撮影の写真をご覧ください

まちなかの夜の写真です。少し色がわかりやすいよう、彩度を高くしてあります。

OM-5にパナソニックの7-14mmを装着し、総曲輪通り入口とTOYAMAキラリを撮影
総曲輪通り入口と奥に見えるのはTOYAMAキラリ

1枚目のは、ユウタウン総曲輪付近。強力な光源に対して、ゴーストが多いですね。そして二枚目、写真真ん中はお月様なのですが、雲に隠れてしまう直前で、慌てて撮影したら、街灯の強力な光のために、写真の中央に向かってゴーストが多発、そして紫色っぽくなる「欠点」を知りました。他の写真も、カメラからパソコンにデータを移して確認したら、ショックでしたね。

明確なゴースト(光の粒)が出ていない場面でも、画面全体にうっすらと『紫色の霧』がかかったような色被りが発生すること、これはレンズのせいだけではなく、OM-5のセンサー特性とこのレンズのコーティングが、化学反応のようにぶつかり合って起きる現象なのだと後で知りました。

そして二枚目の写真の、地面付近をご覧いただけますでしょうか?さらに面白い(あるいは厄介な)ことに、光の加減では全体がうっすらと緑色に染まることもあります。それはまるで、昔の銀塩フィルムで、蛍光灯の下や期限切れのロールで撮った時のような、独特の『色の転がり』。デジタルなのに、どこかアナログな不自由さを感じさせるレンズです。

理由を、GoogleのAI、Geminiに聞いてみました。

センサー保護ガラス(カバーガラス)の反射: オリンパスのセンサー表面にあるガラスと、パナソニックのレンズ後玉のコーティングがうまく噛み合わず、光がレンズとセンサーの間で「合わせ鏡」のように何度も反射します。これが**「マゼンタ(紫)」の補色である「グリーン(緑)」**として現れることがあります。

周辺部での色転び(シアン・グリーン寄り): 超広角レンズは、センサーの端っこ(周辺部)に対して光が斜めに入り込みます。デジタルセンサーは斜めの光に弱く、端の方で色が正しく再現されず、うっすらと**緑や青(シアン)**に転がることがあります。これが、昔の安価なフィルムや、現像ミスで色が転んだような「独特のレトロ感」を生んでしまうのです。

夜間がだめだから、昼間に使うことにした

夜間の強力な光源が問題で、ハレーションカットも対応しきれない(真夜中に手を挙げてうようよしてると不審者扱いかタクシーが止まるかどちらかです!)なら、昼間の順光に対して使用してみよう、と思い、これからも何かいい写真を撮れないか、と、早速イベントにて使ってみました。超広角ならではの、面白い写真が撮れそうでワクワクしましたし、夜間でだめで、昼間もだめだったら超絶ショックだったと思います。

OM-5とパナソニック製レンズは昼間撮影の風景はばっちり

三脚にOM-5を取りつけ、パナソニックの「7-14mm」にて、高い位置でセルフタイマー撮影しました。

OM-5にパナソニックの7-14mmを装着して昼間の撮影

近くも遠くもはっきり写る。これは便利だ、と気づきました。風景の写真も、イベントの写真も、近くから遠くまで見えるので非常に助かっています。

OM-5にパナソニックの7-14mmを装着して昼間の撮影2
富山市中心部の神社「日枝神社」本殿
富山市の中心部・総曲輪にある「グランドプラザ」と「総曲輪FERIO(フェリオ)」、手前の市電の車両は「フラワーポートラム」
OM-5にパナソニックの7-14mmを装着してイベントの撮影
総曲輪のイベント「BASEの大鍋パ」の一コマ
OM-5にパナソニックの7-14mmを装着してイベントの撮影2
総曲輪のイベント「寿座「祝いの日」vol.00」の一コマ

昼間は本当に有用性のあるレンズですね。ただし、太陽光に対してはすぐに紫色のゴーストが発生しやすいので、ご注意ください。

ちなみに・・・

このレンズを買ったのは2026年の2月。「カメラのキタムラ」のネットショップで商品を見ていたのですが(82,600円と出ていました)、その後見た「ヨドバシカメラ」のネットショップでは、ポイントの分を考慮したら30,000円くらい安くて(57,820円、ポイント5,782還元)、興奮して買ってしまいました。その時に、OM SYSTEMとパナソニックGレンズとの相性なんて知らなかったですから、最初は買わなきゃよかった・・・なんてなりましたけど、今では立派な相棒です。

このレンズの登場は2009年。マイクロフォーサーズの黎明期に生まれた、歴史ある超広角レンズです。設計から17年近く経った今、最新のOM-5と組み合わせることで、最新レンズにはない『デジタルとアナログが混ざり合ったような色のゆらぎ』が顔を出す。それは、2009年という時代が残した、ある種の個性なのかもしれません。

このパナソニックの「7-14mm」は、5mくらい先にピントを合わせれば、広範囲にピントが合うので、MFにしてピントリングを動かさずシャッターを切ると、せかせか動きながら撮影するイベントの現場では非常に役に立ちますし、また、超広角ならではの表現というのもたくさんできそうです。解像度も悪くはないですね。使い手の僕がまだ未熟なのですが、買ってよかった・・・。

また、パナソニックの「7-14mm」など、Gタイプのレンズは、オリンパス/OM SYSTEMのレンズと、ズームリングが逆回しなのが、やはり使いにくいですね。キヤノンの純正レンズと、タムロンのキヤノンEF用レンズでも、同じようなことがありました。

OM-5にパナソニックレンズを装着する際の注意点

ここで、私が身をもって体験した「OM-5  と パナソニック」という組み合わせの注意点をまとめます。マイクロフォーサーズ規格は共通ですが、メーカーが異なることで起きる特有の現象があります。

センサー特性による「紫被り」: OM-5(旧オリンパス)のセンサーはUVカットフィルターが薄いため、2009年設計のパナソニック製広角レンズでは、夜間以外でも画面全体がうっすら紫に転んだり、銀塩フィルムのような独特の「緑被り」が発生したりすることがあります。

手ぶれ補正の「協調」は不可: ボディとレンズの両方に手ぶれ補正がある場合でも、メーカーが異なると「シンクロ手ぶれ補正」は効きません。どちらか一方を優先させる設定が必要です。

ズームリングの回転方向: これは好みの問題ですが、パナソニックのレンズはオリンパス純正とは逆なので、同じ規格で使用はできますが、私のように長年撮り続けている人間は、一瞬「あれ?」と戸惑うかもしれません。

最新機能「星空AF」が沈黙する罠

さらに、OM-5の強力な武器である「星空AF」を期待している方は注意が必要です。 実は、この2009年設計のパナソニック製超広角レンズを装着すると、私の環境では星空AFが全く機能しませんでした。

レンズ側の設計年次の壁: 17年前のレンズには、最新ボディ(OM-5)が要求する「星にピントを合わせるための微細な駆動データ」が備わっていないのかもしれません。

メーカーの壁: 純正のM.ZUIKOレンズなら合焦する場面でも、パナソニック製レンズでは「合焦不能」の表示が出るばかり。

結局、マニュアルフォーカス(MF)に切り替えて、拡大表示を見ながら自分の目でピントを追い込むことになりました。最新ボディの恩恵を受けられない「不器用な組み合わせ」に、またしても銀塩フィルム時代のような不自由さを感じることになったのです。


一部このレンズを使って、写真をまとめたページがあります。ぜひご覧ください。

➡総曲輪エリア 夜の写真集(英語ガイド付き)

➡総曲輪から神社へ市電やまいどはやバスを使って巡ろう!

まちなかの夜景に興味がありましたら、販売部門「アロープロダクツ」にて、鉄道写真画像や富山市の風景写真画像のダウンロード販売を行っていますので、ご覧になってください。懐かしの車両や、富山の鉄道風景、まちなどの風景などを紹介しております。出来れば、ご購入していただけると、ボランティア活動の幅を広げられますので、よろしくお願いいたします。

➡販売部門「アロープロダクツ」本店

➡アロープロダクツSTORES支店

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総曲輪界隈ボランティアチームIKOIKOSOGAWA(イコイコソーガワ)につきましては、画面上部のメニューよりご覧ください。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。


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